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Transport Canadaがコネクテッドカーのセキュリティインフラ整備にESCRYPTを採用

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カナダの運輸省であるTransport CanadaはESCRYPTに対し、カナダのコネクテッドカー向けセキュリティクレデンシャル管理システム(SCMS: Security Credential Management System)の開発を進める請負契約を発注しました。その契約額は130万カナダドルに上ります。
カナダ政府は現在、将来に対応した革新的な交通インフラを開発するため、組織的な取り組みを進めています。この目的に向けて、Transport CanadaはAdvance Connectivity and Automation in the Transportation System(ACATS:交通システムの高度な接続性と自動化)プログラムを通じて、カナダの管轄区域における次世代のコネクテッドカーや自動運転車両の推進を支援しています。
コネクテッドカーとは、Vehicle-to-Everything(V2X)テクノロジーを使用してスマートインフラ(信号機、標識、踏切など)やその他の道路利用者(歩行者、自転車など)と通信する車両であり、それにより道路交通の安全性が高まります。Transport Canadaの初期の実装指針には、緊急対応車両を優先するコネクテッド交通信号の実現、滑りやすい路面や事故、道路工事などの潜在的な危険に関するリアルタイム情報の提供、および商用トラックドライバーに対する自転車や歩行者、オートバイに関する警告の送信が含まれています。

自動化されたコネクテッドカー向けのサイバーセキュリティガイドライン
SCMSは、コネクテッドカーにおいて安全かつ信頼の高い通信を実現するために使用します。これにはプライバシーバイデザインの原則が採用されており、車両に関する詳細やドライバーに関する個人情報を明らかにすることなく通信を行うことができます。ESCRYPTには、この契約に基づき、カナダ向けのシステム要件を定義したり、カナダでテクノロジーを使用するための運用モデルを提言したりする責任が生じます。ここで得られる成果は、同省のサイバーセキュリティガイダンスの重要な要素となるだけでなく、自動化されたコネクテッドカーの安全性に関するカナダの今後の規制制度の重要な鍵となります。
カナダのMarc Garneau運輸大臣は、「自動化されたコネクテッドカーのテクノロジーには計り知れない可能性があり、カナダの交通システムに多大な影響を与えることになります」とし、「車両および周辺環境の接続は、将来の革新な交通システムを実現するための中心的な要素です。カナダ人のプライバシーを守りつつ、各車両が安全に通信できるシステムをカナダで確実に整備することにより、カナダ人が将来の交通システムに自信を持てるようになるでしょう」と述べています。
ESCRYPT Canadaの社長兼ゼネラルマネージャーであるDavid MacFarlaneは、「自動車メーカー、サプライヤー、および政府機関は、当社のコネクテッドカーに対するセキュリティ技術や専門知識に信頼を寄せています。カナダ政府の選定により、カナダでセキュアなV2X通信の方向性を定めるための一助となれることを誇りに思います」と述べています。
ESCRYPTは、カナダのオンタリオ州にあるウォータールー研究開発センターにおいて、V2X通信のITセキュリティの開発に重点的に取り組んでいます。ESCRYPTでは、V2Xデータ交換用の組み込みセキュリティソリューション(CycurV2X)や、公開鍵基盤のセキュリティ関連バックエンドコンポーネント(CycurV2X-SCMS)を提供しています。
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